2018年4月14日土曜日

本間沢


自分にとって、今シーズンの沢はじめ。
電車ではなかなか行きづらいが、楽しい本間沢で沢の感覚を取り戻す。
迫力のある12×15m
記:梅宮
メンバー:L梅宮、久保、FW勝木、EH曽根田、幕内



4/13

19:30部室20:10=22:05橋本駅=23:45本間橋

19時に部室集合としていたが、授業が思ったよりも早く終わらなかったLが遅れて、19:30に集合になった。部室に着くと残雪スキー組が村田車を待っていた。勝木はW装を忘れたらしい。最近の沢は(4年会がそういう空気を作ってしまっているのかもしれないが)、全体的に係の仕事がおろそかな気がする。少なくとも今のところは3年会とか2年会がやっているのだから、もっとしっかりやってほしい。今回のアプローチは、家が丹沢に近い幕内だけ電車で橋本へ行き、残りの4人で車アプローチをする。ひとまずは橋本駅へ向かう。考えてみると、今回は参加者全員が免許を持っている。トレも兼ねて、免許取りたての3年会にも運転をさせることに。まずは、橋本駅で幕内に代わった。幕内は初めてにしてはとても落ち着いたドライブだったが、たまに左が当たりそうで怖かった。途中、宮ヶ瀬湖でゲートにあたり詰まる。ナビに任せて適当に進んでいたが、宮ヶ瀬湖周辺の道路は夜間通行止めらしい。少し戻って回り込むようにして回避する。国際マス釣り場のゲートは、特にしまっておらず安心。本間橋まで狭くて暗い林道を進む。23:45くらいに本間橋到着。橋の奥の路肩に停車して、24時過ぎ就寝。

4/14 曇天

本間橋5:40=5:55入渓点=7:4010×14m=8:30 12×15m=10:55本間の頭11:15=12:33本間橋

朝起きるとまさに「曇天」といった天気。なるべく早めに降りたいなあと思いながら準備する。5:30出発としていたが、Lがコンタクト装着に手間取って実際には5:38くらいになった。体操をして、歩いて本間橋へ向かう。早戸川林道には車が何台かいた。河原やキャンプ用のスペースでアウトドアでも楽しんでいるのだろうか?
5:40に本間橋通過。観光センターのゲート右側から登山道へ。観光センターはもうやっていないそうだが、立派なゲートがあった。まだなにかの役割を担っているのだろうか?入渓まではヒルの住処らしいが、まだいなさそう。良かった。踏み跡っぽいところを進むと堰堤と支流が出てくる。そのまま、堰堤を越えきったところで入渓。
6:10 2段 4×10+4m。
2段4×10+4m
1段目はフリー、2段目は水流中TR。工作は曽根田。濡れたくなければ、もっと左側を登ることもできそう。また右側の沢状も行けそうではあった。6:27工作終わり。幕内がネットで見たという新しいロープのしまい方を見せてくれるが、普通に畳んだほうが早そう(慣れれば早くできるのだろうか?)
次の57mは右壁フリー。慣れた初心者ならフリー可だが、初回者には何らかのサポートをしたい。ここで、幕内曽根田Lが一気に登ろうとして、Lが落石を膝に受けた。こういうフリーの場所でも、フォールラインにいないなど、基本を徹底したい。トイ状はどれかよくわからなかった。
6:35 3連2,3,4m
3,4mはまとめて
(上2段)
1段目はフリー、2段目と3段目はTRにする。3段目上の支点を使いたいので、2段目に勝木を残して、2TR。幕内が上で支点選びと2段目の確保をする。上でごちゃごちゃやっていて遅かった。どうやら、幕内がはじめに選んだ支点が支点を取りに行く場所としては危険で、他の支点に変えていたらしい。幕内がはじめに選んだところは落ち口の近くで、下から見ていても危なそうだった(足を滑らせたらそのまま下まで落ちる)。他にないなら、リスクを侵すしかないときもあるだろうが、少し遠くても、他に
あるならそちらを採用すべきだ。また、一度ロープダウンしてから結び目が見つかったらしく、ロープを回収していた。工作前に一度捌くことを忘れずにしよう。登ると右岸に落ち葉の下に雪がついていた。
落ち葉の下に雪
これ以上、雪が増えてきたら撤退を考えることにして進む。7:10工作終わり。工作のあと、誰が誰のスリングを持っているかでもめている。そんなことで時間を無駄にしないでほしい。石滝2mっぽいやつはでかい岩の右側から巻ける。(写真奥)
石滝2m

このあとは1014mまでサクサク進む。何回か水がかかって冷えた体が暖まってきてちょうどいい。基本的に右巻きで行ける。とくに手がかりやお助けひもなどを出すべきところもなかった。
10×14mの工作風景
7:40頃、1014mは過去記録だと右巻きをしているが、右から登れた。左からも登ることができた(勝木)。右のほうが楽そうだったので、梅宮工作で右をTR。そんなに難しくない。
ここで支点につないでいたカラビナのスクリュー環が開かなくなったが、ハンマーで叩くと外れた。おそらく砂が詰まったのだろう。7:55工作終わり。
8:05ゴルジュ前衛。2段っぽくなっている。1段目はフリー、2段目はCSっぽくて直登難。曽根田ははじめから右巻きを選択。勝木幕内久保も右巻きする。そのまま、右巻きルートをその先の木支点で曽根田工作TRにする。ただし、右巻きルートは取り付きが怖いので、できるなら直登ルートを通したい。過去記録では岩支点で直登させている。Lは工作を待つ間、直登を粘っていたら行けてしまい、初心者役がいなくなったので、TRのかたちを作ってルート取りなどを確認だけする。おそらく過去のトップも水流を通しているということは、直登はできていたと思われるので、登攀技術も上げていこう(じぶんが行けたので強気)。8:20工作終わり。ちょうどいいのでたるみとした。止まっているとやはり冷える。8:30出発。行くとすぐに1215が出てくる。
12×15mは左を登る 直登もできる
結構、迫力がある。左のルンゼ状は階段状で容易に登れるが、岩が脆いので注意。曽根田が先陣を切って行くが、なんと曽根田はロープを持っていなかった。トップを3年会に回させていたため、トップを把握していなかったLも悪いが、3年会の中でもそのへんをしっかりしてほしかった。あとを勝木が追う。幕内は直登をフリーで行きたいという。高度感はあるがホールドはありそうなので、クライムダウンできる範囲でという条件で、勝木のあとにルンゼ状を行く久保に横から見てもらいながら登らせる。下から見ている限りでは、水流の中に足の置き場があり、登りやすそう。ただし、水をかぶるので、今日のような寒い時期はよくないかもしれない。初心者は左ルンゼを勝木工作でTR。勝木はロープダウンが下手?で、3回目でようやく届いた。また登りきってから見ると、支点のロープが横から生えている木の枝と干渉して、微妙に屈曲していた。ロープが引っ張られた際に伸びる方向を意識してほしい。幕内は水流をフリーで行けて満足げだった。ただ、直登ルートはいい支点がなさそうである。左ルンゼは2段っぽくなっていて、初心者は2段目からは右の滝側に出ていくとフリーで行ける。9:03工作終わり。
次の10mは直登しようとした幕内がずぶ濡れになる。Lが初心者役で登りきったときには帰ってきていたが、まだ寒い時期だし、今日の天気を考えるとやめていただきたい。おとなしく全員で左巻き。何も考えずに巻ける。落ち葉の下にまた雪が出てくる。
9:07 3383段。最初の3は直登できるが釜があり、膝下が犠牲になる。右巻きも可だが、初心者には少し滑りそうで怖い。次の3も直登はできそうだが濡れるし、わりと岩がぬめぬめしていやらしい。右巻きが楽そうである。ただ、高度感はないので、初心者に希望があれば、お助け紐などでバックアップしながら、登らせてみることもできるだろう。安全に通すなら、最初の3は直登or右巻き、次の3は右巻きでここまでフリーでいける。
次の8は右巻きルンゼを登ってからトラバース。トラバースは踏み跡があるが、グズグズ。ただ、グズグズ過ぎて足が埋まるくらいなので、落ちるかもというような怖さはない。初心者はTRでルンゼを登り、そのまま振り子で沢床へ。できるならトラバースはfixにしたいが、支点がないので振り子でいいだろう。9:30工作終わり。
9:37 3233段。
3+2+3の3段
 フリーでいける。はじめは右巻きして、最後の3はクライミングになるがそんなに難しくはない。そのまま47へ。
4×7m

スラブっぽくなっていて、初心者には手がかりがほしい。ただ、支点があまりないのか、上の方でいろいろ話し合っていた。滝の落ち口の脇にあるのに…。結局、そこを支点にして水流右をT。だれもそこを登っていなかったので、曽根田が一度降りてから登り直した。トップが複数いるのはルートを複数取れるメリットもあるので、下にいる段階で支点に目星をつけて、最初に登るときから初心者をどこに通すのかなどを考えておいてほしい。9:50工作終わり。
その先で水を汲んで、水飲みたるみ(5分くらい)をとって最後のツメへ。晴れ間も出てくる。少し行って、左に開けたガレ場が出てくるところでガレ場をツメる。
がれ場のツメ(実際にはもう少し沢を上がってから尾根にツメた方がよい)
木がまばらにしかなく、浮石だらけなので、非常に苦労する。落石も何回かでかいのを落としてしまう。10:48頭の南尾根に出る。ここは、初心者がいるとより苦労していたはずなので、もっと考えながらツメるべきだった。尾根上は踏み跡が明瞭である。
10:55に本間の頭に着く。かなり人がいた(3パーティくらい?)。11:15まで長たるみをして沢装解除、とは言ってもこのあとも崩壊した道が続く(らしい)ので、ハーネススリング類はつけたままにしておく。11:15出発。ワンゲルの道藪程度の道でロープを出すことはなかったが、トラロープが、設置してあり、何度かそれに頼った12:33本間橋着。12:37車へ。街に出るころには15時前になっており、この時間帯はどこも定食屋がやっていなかったので、思考を重ねた結果、ステーキガストで打ち上げをして解散。

まとめ
Lにとっては今シーズンの沢はじめとなった。沢での基本動作の確認として、よい沢になった。想定としては、坂田浦中レベルの初心者を連れて行っているということでやっていたが、全体的にN山行の雰囲気になってしまった。そこから、トップの気の緩みなどにつながったと思う。被養成にとっても今季初山行とはいえ、反省点の多い山行であった。次々週以降に生かしてもらいたい。

久保の評価
 勝木:全体的に動きが緩慢
 曽根田:工作が丁寧すぎている、スピードを意識して
 幕内:判断がまだ経験不足、登る前にもよく考えよう

個評
三年会:トップが複数いることをうまく使えていない。登る前に「どのルートが考えられるのか」「それぞれ支点はどの辺になるのか」「初心者を通すならどこか」「トップはどこから行くのか」「リードの必要はあるか」など意見交換する時間を作ろう。まだ、自分自身で沢を楽しんでしまっているところが多々ある。
勝木:今回はあまり工作ができなかったようなので、自分から判断についてなど積極的に発言、行動していこう。
曽根田:ロープなしで登ることは、(特に巻きとか)自殺行為です。工作は、だいぶ慣れてきたと思うので、早さを意識しましょう。
幕内:登攀力に自信がついてきていることはいいことだと思うので、今後もクライムダウンできる範囲ということを念頭において登りましょう。水に濡れすぎないように、濡れすぎる前に気づこう。

:トップ指導ありがとう。三人まとめてみるのは大変だったと思います。
L:養成をするという自覚が足りなかった。自分が沢の感覚を取り戻すことに手いっぱいだった。三年会に自由にやらせてしまっていたが、トップを固定にしたり、もっと考えさせたりするべきだった。


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