2018年4月9日月曜日

マスキ嵐沢

寒の戻りということもあって、朝は肌寒く霜柱もあった。だが、稜線に出るとそよ風が心地よく花がいたるところに咲いていた。4年会の認定もかかった沢はじめ。
記:久保


参加者
OB7CL鈴木さん 4 sL久保、中津 3勝木、坂田[2]、幕内 2浦中[1]

F7を登る

4/7(土)曇り一時小雨のち快晴

東京19:30=(R246&住宅街)=大滝橋22:55=新松田駅23:45=大滝橋24:30

寒冷前線が未明に、小さな低気圧が午後に通るらしい。気象庁の予報を採用して今日は中止にしたが朝起きると晴れ間が見えていた(雨が降らない予報をしていたSCWが当たった)。雨は土を湿らすほども降らなかった。
19時に本郷集合にしたが、車を運転している間に装備の連絡とか梅宮の体調不良の連絡とか…、重要な情報とそうでないものが一気に飛び込んできて頭がパンクしそうになった。下界訓練は部室で中津がしてくれていた。冬山と違って遅刻者はいない。梅宮は不参加のため、レンタルした車1台となったが本郷組は5人だったのでうまく収まった。荷物を詰めて19:30に出発。道中、そういえば坂田の声を聞いていないなと思って話しかけてみると、全然声が出なくなっていてびっくりした。Googleナビを過信しすぎて狭道をくねくねと走ったりもした。丹沢湖の先でアナグマ2頭と会ったので車で並走して一緒に散歩した。大滝橋に23年会を先に降ろして、中津と新松田駅に戻り鈴木さんと幕内を拾って再び大滝橋へ。下にあるキャンプ場で呑んだくれが一晩中騒いでいて皆眠れなかっただろう。中津と自分は軽く打ち合わせして24:50ごろに就寝。寒いが満天の星空が透き通って見えた。

4/8(日)快晴のち晴れ 朝は寒い

大滝橋5:30~駐車スペース5:456:07マスキ嵐沢入渓点6:176:34[F1]6:58[F3]7:147:20[F4]7:377:40[F5]8:038:30二俣8:439:20[F7]9:5510:10稜線~10:20権現山10:55~南西尾根~11:35林道~11:50大滝橋=しみず=新松田駅=(r70R246&住宅街)=東京
 
 5:30と伝えたが、それ通りに出発できた。車は林道を入って150mほどの場所にある駐車スペースに移動。そこで体操もする。幕内トップで進むが途中で登山道を外れたりしていた。自分は寝不足と疲れで頭がぼーっとしてた。
マスキ嵐沢と書かれた標識があり、そこで沢装をつけて入渓準備。中津と自分がトップをして、鈴木さんは後ろで見ることにした。最初の4mは左巻き。8mF1は右巻きフリー。トイ状4mは大きな倒木がかかっている。Tにするが、ロープダウンがうまくいかず3回目で届いた。このあたり、岩が滝を埋めているのか滝が崩壊したのか遡行図通りでない個所があった。210mF3はルートがずれるとホールド皆無でTRT。上部左はホールドがなく登攀不可。中津は右から、私は左から取り付いて中段で右に移って上がる。ロープ1本のみ使いTRTをひとつのエイトノットで済ませたが、鈴木さんから結び目が固くなってしまうので、ビナスリングをもう一つかけてエイトノットを2つ作るよう指摘を受けた。8mF4は遡行図には水に濡れながら登ると書いてあるがもっと右側の方が登りやすい。中津は右巻きしたが、脆いグズグズの斜面でかなり悪そう。この時のビレイは引かれてもいいように座ってした方が良かった。6mF52TR。下部を私、上部を中津がする。
二俣に着いたのは8時半。テンポよく進み過ぎた。朝飯前といったところ?進むべき右俣は薄暗くて寒々としていたが、左俣は陽が当たって明るかった。誘惑に負けて左へ少し入ったところでたるみ。お日様のおかげで冷えた身体も暖まった。この辺りは伏流していて上部も水流が細いため、もっと手前で水を汲むべきだった。

この先、5mF6はホールドも豊富だったがTR。今回の面子だったらフリーでもいいと思った。中津は一か所身体を大きく動かすところがあったのでTRした方がいいという意見だった。続く10mF7は中津がリードトップで私がビレイ。セルフビレイ用の支点はハーケンを打ち、中津は残置にクイックドローをかけて登った。ダイニーマのスリングはハーケンの穴ではなく根元にクローブヒッチで巻いた方が切れたり抜けたりもせずに良い。また、ビレイヤーの位置が悪かったので、セルフビレイ支点~トップの間に修正した。せっかくなので残置を使わないリードもした方が良かった。左足を大きく上げるところが2か所あり、ちょっと怖いので初心者と勝木幕内はTR、私はTにした。1回登って様子が分かれば次はロープ無しで登れそうという感じだった。なお、残置ハーケンは多い。
 最後はザクザクの急斜面を登って稜線に出る。すぐなので浦中トップでそのまま稜線へ。

 山頂は南面が開けており、丹沢湖や大野山が見渡せる。周囲の山々にヤマザクラが白くポッポッと輝いている。ミツマタは毬のような黄白色の花をつけていい香り。明るい雑木林に春風がそよぎ、気持ちのいい場所だ。手製の椅子も味があって良い。なんだか幸せな気持ちになったので時間を気にせず長めにたるむ。銀マを広げて寝転んだり、荷物を広げたりと思い思いに過ごす。登山道がついていないので人も来ずに静か。
山頂は平和そのもの

 下山も道はなく、RFポイントも23あったが、浦中は正しいルートを進んだ。踏み後もテープリボンもついているので、迷うことは無いだろう。急な斜面が多く、皆よく滑ったり転んだりしたが地面がふかふかでこれまた気持ちが良い。快調に飛ばしてあっという間に林道に出た。

 打ち上げは“おばちゃんと娘さん?が経営するこじんまりした定食屋”を希望すると浦中が探してくれた。山北駅前にあるしみずという店。地元はさくら祭りで盛り上がっていた。しみずは三月合宿で寄ったあじ亭にはかなわなかったが静かなのがよい。今後の沢運営などを鈴木さん中津とで話し合った。詳細は沢メーリスにて。
 新松田駅で電車組と別れて、我々はヤビツ峠越えを試みる。道は狭くてすれ違えないし車・バイク・自転車がひっきりなしに来て大変だった。酔いやすい中津はぐったりしていた。町に出てからもGoogleナビ通りにしたら住宅街や狭道をたくさん通る羽目になった。同乗者の方々、いろいろとすみませんでした…。


まとめ

岩が崩れて沢床を覆い、あるはずのナメが無かったりと渓相はそこまでいいとは言えなかった(隣の鬼石沢の方がいいと思う)が、静かなところがいい。
登りやすい滝が多く、ややぬるめだが初心者同伴や沢始めにはいいと思う。下山ルートもRF箇所がいくらかあってちょうどよい。TR数回、T1回、TRT1回、リード1回。fix・懸垂以外の工作は一通りできる。今回は認定がかかっていたが、工作の手際と時間に関してはスムーズだったと思う。リードに関しては練習を積んでいきたい。
また、初心者をウォールでの実力を見て絞っているおかげで、滝の通過やロープの扱いも不安なく、全体的に遡行時間の短縮につながった。
権現山山頂は丹沢湖方面に展望があり、感じの良い椅子があるので立ち寄りたい。南西尾根は時間的にも距離的にも最短ルートだろう。西丹沢はバスは昼と夜の便がなく、タクシーはかなり高くつくので車で来るのが良い。
(今回は久保中津は制限付きL権、勝木幕内はNとして参加)


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