2017年11月4日土曜日

箱根外輪山


 新歓山行ということで,秋企画としては異例の低さではありますが,箱根外輪山に登ってきました。
富士見ヶ丘公園から富士山を望む

参加者:3CL HW島田 2EF今本 2sL豊島 1Aくん(新歓参加)


1103() 天気:晴れ

東京=22:00桃源台駅

桃源台駅22:00集合。sL以外全員新宿からの終バスで来た。芦ノ湖キャンプ村でテントを張って前泊する予定だったが,ファミリー客があまりに多く,ワンゲルが利用すると迷惑をかけると考え,結局桃源台駅の駅舎前広場で駅カンすることにした。雨風はしのげないが,トイレが近くて人気も少なく,天候さえよければ駅カン適地である。こちらの伝達ミスのため,新歓参加のAくんが軍手・ライター・シュラフカバーなどを持ってきていなかった。今本が予備地図と登山用ズボンを忘れたが,それぞれL装とsLの予備ズボンで対応した。冷え込みが厳しければ請川にはザックを履いてもらおうなどと思いつつ,就寝。

1104() 天気:晴れ

桃源台06:0706:18芦ノ湖キャンプ村(水くみ)06:2506:29湖尻水門06:3007:03芦ノ湖展望公園07:03〜(たるみ1回、10分)〜07:43 1,044mピーク 07:4308:05長尾峠08:05〜(たるみ1回,10分)〜08:46丸岳08:5009:18乙女峠09:2709:49ふじみ茶屋10:1011:00乙女森林公園

05:30起床。ときどき暴走車が通ったそうだが,総じて皆よく寝られたらしい。桃源台駅から芦ノ湖キャンプ村まで車道脇の歩道を歩き,キャンプ村内の水場で水くみを済ませた。キャンプ村と湖尻水門は目と鼻の先だが,登山口がわかりづらい。「箱根湖畔ゴルフ場」の看板を目印にするとよいだろう。湖尻水門からはルートFを連想させる笹のトンネルを登っていく。島田さんがAくんに「藪山行はこの笹の中を突っ切っていく感じ」と説明している。なるほど分かりやすい。

登りきったところにある芦ノ湖展望公園は,その名に反して笹に覆われた分岐で全く展望が利かない。1,044mピーク手前のコルに展望の良い富士見ヶ丘公園という広場があった。ここのほうがたるみ適地だろう。最高の富士山ビューを前にしてsLのインスタ投稿欲は最大値を記録した。長尾峠付近は,駐車場への分岐に「トイレ分岐」という看板がついており,エアリアよりやや北に長尾峠の分岐がある。笹に覆われていて車道が全く見えないため,末端にしないのが無難であろう。長尾峠から少し進むと富士見台という大きな櫓に出合う。看板が「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ!」と豪語していたが,この先にもたくさんビューポイントがあった。NTT専用の砂利道が脇を通っているが,緊急車両は入れないので注意。
丸岳の登りに取り付いたとき,西の方角から轟音が聞こえた。もしや雷かと思ったが,御殿場にある自衛隊の演習場から聞こえる発砲音だった。朝からご苦労様である。
乙女峠から先の下りはたくさんの石が道に落ちており歩きづらいので注意。さすが3連休,多くの家族連れやハイキング客とすれ違った。ふじみ茶屋は乙女道路を渡った先にあるが,交通量が多く信号がないので横断に注意。ふじみ茶屋でも雄大な富士山を拝めた。
ふじみ茶屋から少し下りた車道横断点から先のハイキングコースはすべて舗装されており,林道。第二キャンプ場から先,地理院地図に書いてある歩道は,白い目印とわずかな踏み跡を残して廃道となっていた。乙女道路脇の歩道を使おう。
第一キャンプ場に到着後,すぐ近くの御殿場市温泉会館へ。1日目入浴の悦びを知ってしまった。ときどき演習場の発砲音で温泉の窓が揺れていたが,御殿場市民は無反応。よく訓練されている。
夕食はきのこ煮。にんじんが鮮やかだから,ということで「もみじ鍋」と命名された。
より確実に完遂するため,明日はふじみ茶屋手前の車道横断点までの林道を日の出前行動することにした。明日は行動時間が長いため,18:00就寝。ファミリーキャンパーたちが騒いでいてなかなか寝付けなかった。

1105() 天気:晴れ

乙女森林公園04:59〜(日の出待機,28分)06:05ふじみ茶屋06:0506:23乙女峠06:3306:48長尾山06:4807:20金時山07:5108:15矢倉沢峠08:1909:03火打石岳09:1310:00明神ヶ岳10:1510:40鞍部10:4011:14宮城野

03:30起床。朝食はわさび茶漬け。今本が持ってきたわさびが破格の辛さだったらしく,島田さんとAくんが苦しめられていた。順調に準備を終え,日の出1時間前に第一キャンプ場を出発した。第二キャンプ場から先の林道には街灯がないのでヘッドランプが必須である。背後には素晴らしい御殿場の夜景が見えていた。
長尾山からの下りはやや段差が大きく注意が必要だが,その他に金時山までの道で注意すべき箇所はない。
金時山では東は小田原市街・南は御前崎・西は富士山・八ヶ岳の大展望を楽しめた。インスタ映えしそうである。今本の差し入れ・ポップコーンが開けられたのだが,なぜか方向盤の上で食べていた。ツイッター映えしそうである。
金時山から矢倉沢峠への下りは,いくつかロープ箇所があったが危険を感じる箇所は全くなかった。まだ朝の8時だというのに,ハイキング客とよくすれ違った。日が昇って急激に気温が上昇したため,矢倉沢峠で服装調節。矢倉沢峠から火打石岳まで背の高い笹に覆われた道を登っていく。エアリア比0.7倍。今まで等倍前後だったことを考えると信じられない速さである。金時山から東のエアリアはかなり長めに読んであるのだろう。
明神ヶ岳付近の電波塔は笹に遮られて登山道からは視認できない。また,エアリアのピンより東に山頂広場がある。
ここまで全区間でトップを務めた今本の希望により,明神ヶ岳より先は島田さんがトップ。順調に下っていき,最後は子供が遊んでいる別荘地の脇を通って宮城野に到着。11:14。2日続けて午前下山の悦びを知ってしまった。
近くの「勘太郎の湯」に入り,箱根湯本で打ち上げをして解散。まだ時間が早かったためか,強羅駅・箱根湯本駅ともにギリギリ座れない程度で,そこまで混雑していなかった。

まとめ
全体的に難度が低く,秋企画としては不適切だったと言わざるを得ない。しかし,天候に恵まれて紅葉や富士山の大展望を楽しめた点では100点満点の新歓山行であったといえよう。交通の便の良さ,歩きやすさを鑑みるに新歓ハイクのコースにも適している。ぜひ検討されたい。