丹沢 モミソ沢

2009年度山行No.13 沢救助訓練 モミソ沢(6/20)
企画者:広瀬
面子 3L広瀬、大城、2鈴木、長崎、三谷、1高梨

未だかつてない地獄の救助訓練。
今となっては良い思い出?


6/19(金)
三谷が遅れてくるとのことで、21:27発の最終バスで大倉へ。ケンタッキーがおいしかった。
それにしてもそろそろ渋沢はワンゲルのホームグラウンドなんじゃないかという気がしてくる。あるいは大倉か。
大倉で下界訓練などをして就寝。
山岸さんが参加する予定だったのが怪我のため不参加になっていたのだが、入山連絡のときにそのことを伝え忘れていた、そのことに下山連絡のときに気づいた。要反省。

6/20(土) くもり
大倉3:30-新茅山荘4:30-入渓点5:00-F2上6:45-大棚下8:20-(リード練習)-下降開始10:15-F2上12:15-入渓点17:00-(懸垂岩で訓練)-新茅山荘19:30-大倉20:30

3:30出発。長崎がなぜか大倉でハーネスをつけている。
新茅山荘で沢装にしてデポをして出発。なぜか長崎が一番遅い。
新茅の沢に下りる所の踏み跡を鈴木が問題なく見つける。懐かしい。
モミソ沢はやはり入渓点の時点でテンションが上がらない。3回目だしさすがに、、
F1は水流中をTR。このとき鈴木が支点に使おうとした木が微妙に腐っていてよくなかったらしい。結局別の木を使ったが。
その次の3mくらいの滝は、直後の4mくらいの滝とまとめてTR。4mの滝は左壁から沢の上に逃げるような感じで、そのままいくつか左巻きという感じ。
2mほどの滝を右TR、4mほどの滝を右TR、5mほどの滝を左TRで越えるとその上にやっとF2-3段11m。水流中を2段TRで通す。一番上の段がやや難しいが高梨はスムーズに越えていた。
次の3m滝でTR。すぐF3チムニー状滝。すぐ上の2mくらいの滝とまとめてTR。
三谷が右から巻こうとしていたが危なそうなので引き返していた。
続く3m、3mでまとめてTR。次の3mCS滝はTRで左を登らせ、そのまま振り子トラヴァースで落ち口へ。
4mほどの滝は左のルンゼ状をTRで上げる。このときなぜか鈴木が支点のカラビナにTRの8ノットを通すというよくわからないことをしていた。確保する前に大城が気づいて直したからよかったが。
5mくらいの2段滝でTR。その上がF4大棚である。たるみにした後長崎トップ、鈴木ビレイヤーでリード練習。大城が左巻きで登ってTR。
長崎は落ち口付近で詰まっていたらしい。登攀力というよりRF能力が足りないような気がする。僕もあまり人のことは言えないけど。ウォールやりたい。
鈴木が登り、3人降りて来たところで少したるみ、下降開始。
F2上までは何回か懸垂下降をして降りる。やはり長崎の懸垂下降のセットが遅い。
F2上でたるみ、救助訓練開始。
しかし後からわかったのだが、「救助用ザイル」の扱いに関して重大な勘違いをしていた。去年は通常のザイル2本+救助用ザイルの計3本を使ってスムーズに降りようという認識だったらしい。というか僕も行っていたのだが覚えていなかった。
ところがなぜか今年は、通常ザイルは痛むから救助用ザイルしか使ってはいけないと認識しており、実際そのようにして降りたので、一回一回セットする時間だけ待たなきゃいけなかったし、ダブルでの懸垂もできず、ものすごく時間を無駄にしてしまった。
今年は去年と違って正しい方法で介助懸垂をしたので負荷は軽くなったが、それでもやはりつらいものである。ルート指示や補助は怠ってはいけないと思った。
また、先に懸垂下降で降りる人は介助懸垂で通せるかどうかを考えて降りなくてはいけない。一人では問題なく通れるところでも介助懸垂だと難しいところはたくさんある。倒木をまたぐ所とか。平坦な所が意外ときつかったりする。
そんなわけでF2上から5時間くらいかけて入渓点に着いたのは17時。途中僕がラジオで天気予報を聴こうとしたらラジオを沢に落としたりしてさんざん。
懸垂岩はこの時間でもまだ人がいた。プルージック登行と自己脱出の練習をする。18時の天気予報で日曜日は夕方まで雨ということなので今日中に帰ることに決定する。
結 局19時過ぎまで訓練して新茅山荘に戻る。デポ回収とかして新茅山荘を出たのが19時40分くらい。大倉に着いたのが20時半くらい。なぜか長崎が林道で 突然走り出したり、なんか色々おかしい。大倉に着くとちょうどいいタイミングでバスに乗れてやった。阿闍梨で晩ご飯を食べて解散。遅すぎ、、疲れた・・・


総評:
ただでさえきつい救助訓練が、ザイルの使い方を勘違いしていたせいでさらにさらにきつくなってしまった。救助訓練の目的は達成できたが、こんなのもう二度と行きたくない。
それにしても、大城に指摘されたけど、全体的に緊張感に欠けていた。緊張しすぎるのもあれだけどもう少しメリハリをつけないと。

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