四阿山

1年会の山スキーの練習として、四阿山に行ってきました。一日で帰るのはもったいないコンディションでした。
四阿山山頂




参加者 OB2三宅、4藤原、3村田、2久保、2武田、1WH勝木、1E幕内
記:村田

2/24(金) 東京=(車)=あずまや高原ホテル

土日で天気が良い方に行くという方針だったが、両日とも天気は良好であった。人徳の無駄遣いである。木曜に入山日を決定したのもあって、レンタカーの手配でドタバタした。結局ハイエースは用意できず、2台で行くことになった。本郷を出発して15分ほどで予備シールをE表に入れ忘れていることに気付いたので、慌てて取りに帰る。高速に乗る前に気付いてよかった。あずまや高原ホテル直下まで道はほとんど凍結しておらず、難なくホテル下の登山者用駐車場に到着できた。2台ほどしか車がなかった。満点の星空が見える。明日の天気に期待して、就寝する。全員車の中で寝た。

2/25(土) あずまや高原ホテル~大岩~四阿山~あずまや高原ホテル 天気:快晴微風

(あずまや高原ホテル)6:30~6:37(ゲート)~(たるみ10分)~7:52(大岩)~(たるみ計20分)~9:44(四阿山山頂)10:18~10:40(根子岳分岐)~(たるみ14分)~11:29(大岩)~12:04(あずまや高原ホテル)
朝起きて車から出ると、日の出前の薄明りでも分かる快晴だった。菅平高原の冷たく清澄な空気が、心地よく肌を刺す。
6時出発としたのに準備が遅く出発できたのは6時半だった。2年会はテルモスが振られているのに用意を忘れていて、準備に時間がかかった。しかも後から聞いたところによると計算に入れていた水をテルモスに使ってしまったらしい。テルモスは3年会以上に振るべきであった。1年は普通に準備が遅く、待たされている上級生はイライラした。登山口からシールを付けて登る。ゲートまでは雪に埋まった林道で、そこから牧場までは夏道沿いに登る。牧場に出ると突如展望が開け、上部までずっと雪原が続いている。竹竿を多めに持ってきたが、雪原の中央に並木状に木が生えているので、視界が悪くてもなんとかなりそうだ。その木が見つからなくても牧場の端を樹林沿いに行けば迷うことはなさそうに思えた。雪原は場所によっては雪が飛ばされていてカリカリになっていたが、なだらかなのでシールで全く問題ない。
牧場を行く
順調に登り1750くらいで再び樹林に入る。大岩周辺はなだらかでサイト適地だ。標高が高くなってくると部分的に急なところがあるが、雪が締まっていてシールがよく効くので1年会も難なく登っている。根子岳分岐から先の稜線は細かなアップダウンがある上に幅も広くないので少々面倒だった。しかし稜線に出ても風は弱く、雪質もよいので山頂までスキーを履いたまま登った。山頂からの展望は見事だった。

風が弱く寒くないので、モスって長だるみとした。集合写真を撮って、下山開始。山頂からシールを外した。山頂~根子岳分岐のアップダウンはところどころ板を担いで通過したりしたので、時間がかかった。武田がヘルメットをしていないので指摘すると、忘れたらしい。入山前に言ってください。根子岳分岐からは、登山口まで一気に滑降できる。



爽快な下り
登りに使ったルートの東側を滑っていく。疎林でとても滑りやすかった。12年会の滑りはというと、勝木は転ぶ回数は少ないがボーゲンに頼りがちで滑るのが遅い。幕内は樹のあるところでよくこけるが立ち直りはだいぶ早くなってきている。武田は安定している。久保はいつもよりこけている回数が多い。時々こけて隊が止まるが、おおむね順調に滑ることができた。大岩のあたりで登りに使ったルートに合流し、最後は牧場の中を一気に滑り下りた。まるでゲレンデを滑っているようだった。

12時ごろ下山。近頃1日の行動時間が長い山行が多かったので、こんな時間に行動を終了するのは久しぶりだ。もう1回登ってもいいくらいだが、さすがにそこまでの時間はない。冬はこのくらいの行動時間でちょうどいいだろう。プレツアーでやる予定の埋没訓練を今やってしまおうという予定だったが、積雪が少ないので断念した。ちなみに登山口で120㎝くらいだった。
そのあと登山口からすぐのところにある渋沢温泉で風呂に入り打ち上げをしてから、時間があったので上田城をぶらぶらした。上田城で2台の車に分かれて解散とした。Lの車は寄り道しながら一般道で帰ったので東京に着いたのは23時頃だった。

まとめ

天候にも恵まれてよい山スキーの練習となった。何より登山口から山頂までシールで行けて、山頂から再びシールを付けることなく一気に滑り下りられるのが良い。

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